英単語の覚え方。単語帳を何周しても会話で出てこない理由
単語帳は5周した。ページを開けば、どの単語もイメージが浮かぶ。それなのに、会話やテストの本番になると出てこない。この食い違いには、はっきりした正体があります。
英単語を「覚えた」とは、見て意味が分かることではなく、必要な場面で自分から思い出せることです。そして、見て分かる力だけを鍛える勉強法が、「覚えたはずなのに使えない」という状態を量産します。
目次

なぜ「見て分かる」のに「出てこない」のか
認知心理学では、見て分かることを再認、自力で思い出すことを想起と呼び分けます。再認は比較的にやさしく、想起は比較的難しい認知作業です。選択肢があれば選べるのに、白紙だと書けないといった感覚の正体です。単語帳のページを眺める勉強は再認を鍛えています。聞き流しも同じで、耳に馴染むことと、自分から取り出せることは、別の能力です。
やっかいなのは、再認の手応えが「覚えた」という無意識的な実感にすり替わることです。何周もすれば、どのページにも見覚えがあります。そして、この「見慣れた」を「覚えた」に読み替えてしまうのです。クイズなどの答え合わせを挟まない勉強は、覚えたかどうかを確認できないだけではありません。「覚えた気」だけを、着実に積み上げていくのです。
この錯覚には、個人的な思い出があります。2017年ごろ、私はワシントン州の大学にいました。同じ友人グループに、同じ化学の授業を取っている友人がいて、勉強のグループだけが別でした。友人は誰よりも長く机に向かうタイプで、勉強の中身は教科書とノートを読み込むことがメインでした。私のグループは、概念を順番に説明し合ったり、問題を出し合ったりして勉強していました。結果は、はっきり分かれました。私たちのほうが、目に見えて良かったのです。説明することも、問題を出し合うことも、いま思えば、本を閉じて思い出す工程そのものでした。
この錯覚を数字で見せてくれる実験があります。中田達也と鈴木祐一が、日本の大学生133人に英単語48語を覚えてもらいました(Nakata & Suzuki, 2019)。まとめて集中的に練習したグループは、練習中の正答率が70%。手応えは十分です。間隔を空けて練習したグループの練習中の正答率は38%で、苦戦の連続でした。ところが1週間後、成績は逆転します。集中組はおよそ16%、間隔組はおよそ27%。しかも集中組は「1週間後も3割は覚えているはず」と見積もっていて、実際はその半分でした。間隔組の見積もりは、ほぼ的中していました。研究の世界では、練習中の成績と、あとに残る学習は別物として扱われています(Soderstrom & Bjork, 2015)。

覚え方のポイントは3つ。思い出す・間隔を空ける・望ましい難易度
まずは基本のポイントを紹介します。
定着に効く原則は、突き詰めると3つに集約されます。仕組みそのものはデリバレート・プラクティスの記事とアウトプットの記事で詳しく書いたので、ここでは単語学習への落とし込みだけを示します。
1つめは、思い出すこと。読み直しよりテストのほうが記憶に残ることは、繰り返し確認されてきました(Roediger & Karpicke, 2006)。単語カードは「見る」道具ではなく、「隠して思い出す」道具です。英語面から意味を思い出すだけでなく、日本語面から英語を作る方向でも使ってください。また、英語中・上級者は英英の単語カードで思い出してみましょう。
負荷は上がりますが、それが狙いです。声に出しながらやると、視覚と音の両方で覚えることになります。それから、思い出すテストには診断の役割があります。どの単語がまだ覚えていないかを正確に教えてくれるので、次の復習を弱い単語だけに絞れます。
2つめは、間隔を空けること。今日の10語を、明日、3日後、1週間後にまた思い出す。先ほどの実験では、間隔を空けたグループの1週間後の成績は、集中組の1.6倍でした。忘れかけた頃こそ、復習の効きどきです。では、どのくらい空ければいいのか。1,354人で検証した実験によると、最適な間隔は「いつまで覚えていたいか」で決まります。推定された最適値は、1週間後のテストなら3日ほど、1か月後なら8日、2か月後なら12日、1年後まで残したいなら27日。割合で言うと、短い期間なら2〜4割、1年なら5〜10%です。(Cepeda, Vul, Rohrer, Wixted, & Pashler, 2008)。

3つめは、難易度です。すらすら答えられる練習は気持ちがいいのですが、記憶にはあまり刻まれません。思い出すのに数秒かかる、その引っかかりが定着を作ります。デリバレート・プラクティスの記事紹介した「望ましい困難」を単語学習に応用したものです。
さらに英単語の学習ポイントを紹介します。
深く関わった単語ほど残る
もうひとつ、単語学習に固有の発見があります。Hulstijn と Laufer(2001)は、同じ単語群を3つの課題で学ばせて比べました。文章を読むだけ、穴埋めをする、その単語を使って作文する。定着は、作文が最も高く、穴埋めが続き、読むだけが最下位でした。単語との関わりが深い課題ほど残る、という結果です。
新しい単語に出会ったら、その単語で自分のことを一文書いてみる。この一手間は、単語帳をもう1周するより高くつきますが、そのぶん深く刺さります。書いた文の答え合わせまで含めたやり方は、アウトプットの記事にまとめました。
単語は関連的に覚える
バラバラの点より、つながりのあるもののほうが、記憶には残りやすくできています。新しい単語を、すでに持っている知識に結びつけるほど、思い出す経路が増えるからです。こうして、単語や言葉のネットワークを作りましょう。
はじめは日本語訳で構いません。初心者のうちは、1つの単語に1つの訳で足ります。変わるのは定着の段階からです。commotion を「騒ぎ」と覚えたら、次に出会ったとき、英語の中での位置を足していきます。どんな場面で使われていたか。
単語の接頭辞や接尾辞も、既製の結び目になります。report、import、transport に共通する port は「運ぶ」。これを知っていれば、次に export に出会ったとき、もう初対面ではありません。
しかし、この方法には、ひとつ落とし穴があります。似た単語を同時に覚えようとすると、混同するのです。
教科書や単語帳は、曜日、体の部位、感情の形容詞、と意味のグループで新出語を並べがちです。ところが実験では、この形で新しい単語を同時に習うと、習得が遅くなることが繰り返し示されてきました(Tinkham, 1997; Waring, 1997)。似た単語のグループでは、単語の取り違えが際立って増え、1週間後も、無関係な単語の10倍を超える頻度で混同が残っていました。イタチのつもりでアライグマと答える類のエラーです。日常の英語なら、TuesdayとThursdayを言い違える現象です。似た者同士を同時に入れると、意味と形の対応が絡まったまま固まります。だから、新しい類義語の同時学習を勧めていません(Nation, 2000)。
では、類義語のネットワークを作りたい人はどうすればいいのか。答えは、同時ではなく順番です。まず1語を錨(いかり)として定着させる。例えば(例のためかなり意味を省略しています)、Commotion(騒ぎ)を、意味も使う場面も含めてしっかり覚える。それが済んでから、類義語を1語ずつ、違いを言葉にしながら足していきます。melee は commotion に物理的な乱闘が加わったもの。kerfuffle は些細でどこか可笑しい騒ぎ。tussle は短いもみ合い。新しく入る単語は「Commotion(騒ぎ)とどう違うか」という形で覚えていくので、混ざりません。
実験でも、似た単語は間隔を空けて学ぶと取り違えが目に見えて減っており、論文自体が「1語目がほぼ定着してから2語目を」という進め方を挙げています(Nakata & Suzuki, 2019)。

これは中級以上の技です。初心者は1つの意味に1語で前に進んでください。そして、当サイトの「速い」の使い分けや「曖昧な」の使い分けの記事が、錨との違いを言葉にする形で書かれているのは、この理由によります。
類義語の例文を見てみましょう。
- I heard a commotion outside and looked out the window. A delivery truck had knocked over some bins.
(外で騒ぎがして窓の外を見ると、配達トラックがゴミ箱を倒していました) - A fight broke out near the stage, and three fans were injured in the melee.
(ステージ付近でけんかが始まり、その乱闘で3人がけがをしました) - All that kerfuffle over a typo in the invitation — nobody actually minded.
(招待状の誤字ひとつであの騒ぎ。実際には誰も気にしていませんでした) - The two boys had a brief tussle over the last seat on the bus.
(男の子2人が、バスの最後の席をめぐって短くもみ合いました)
There was a commotion outside the station: two cyclists in a tussle over the last parking spot. More people piled in, and for a moment it looked like turning into a full melee. The next morning, the local paper called the whole kerfuffle “a very Tuesday incident.
(駅前で騒ぎがあった。自転車の2人が、最後の駐輪スペースをめぐってもみ合いになったのだ。野次馬が加わり、一瞬、本格的な乱闘になりかけた。翌朝の地元紙は、この一件を「実に火曜日らしい出来事」と呼んだ)
melee という単語、スマブラで見覚えがある人も多いはずです。あのタイトルは「入り乱れた乱闘」という意味そのもので、キャラクターが揉み合うゲームにこれ以上ない名前でした。ゲームで覚えた単語は、意味の錨としてそのまま使えます。ひとつだけ注意があるとすれば、ゲーム用語の「メレー(近接攻撃)」は武器の分類の話で、ニュースで The crowd descended into a melee. と出てきたときの「乱闘」とは使い分けられている、という点です。
物語は、単語をまとめる
似た者同士のグループは混ざる。では、混ざらないまとめ方はあるのか。あります。類義語ではなく、同じ場面の仲間でまとめることです。frog、pond、hop、green は辞書の上では別カテゴリーですが、池のほとりの一場面としてなら、ひとつながりに覚えられます。
Bower と Clark(1969)は、10個の単語リストを12セット、2つのグループに覚えさせました。片方は普通に暗記、もう片方は、10個の単語を織り込んだ短い物語を自分で作りながら覚えます。各リストの直後テストは、どちらもほぼ満点でした。ここでも直後の成績は差を見せません。ところが全リストをまとめて思い出させると、物語グループの正答率93%に対し、暗記グループは13%。7倍近い差です。物語は、単語を1個ずつではなく、ひとまとまりにして運んでくれます。
使い方は簡単です。今日の新出語を3つ選び、無理やりでいいので1つの場面に押し込んだ短い文を作る。ばかばかしい話ほど、よく残ります。
出会いの回数と、文脈の役割
どんなに上手に覚えても、1回の出会いで単語は定着しません。読書などを通じた偶発的な単語学習を扱った26研究のメタ分析では、出会いの回数が多いほど身につきやすいという、中程度の確かな関係が確認されています(Uchihara, Webb, & Yanagisawa, 2019)。ただし「◯回出会えば覚えられる」という魔法の数字は存在しません。単語の難しさ、脳の使い具合、学習者の語彙量で必要回数は変わります。前提はひとつだけ。1回で覚えようとしないことです。再会の機会を、先に仕組みとして作っておく。
また、母語のことを思い出してください。私たちは日本語の数万語を、単語帳なしで覚えました。絵本、会話、テレビ。ほとんど文脈と親や周囲の言葉から学びました。ただ、母語には子ども時代の膨大な時間がありました。しかし、日本で学習する限り、同じ量を確保することが難しいことは確かです。
ここで多読の出番です。多読のいちばんの役割は、英語を大量に読んで、読む体力と英語への慣れを作ることです。ただ、単語学習の側面から言うと、覚えかけの単語と、何度も勝手に再会させてくれます。狙って復習するのではなく、物語を追いかけていたら向こうから現れる。しかも再会のたびに、意味だけでなく、使われる場面と連れ立つ単語まで運んできます。カードと多読はよく対立させられますが、実際には分業です。カードが初対面を作り、多読が再会を積み上げて、知り合いを親しい仲に変えていきます。
下の図をご覧ください (Jeon & Day, 2016; Nakanishi, 2015から参考)。英語の偏差値の物差しに載せ替えると、多読をしなかった学習者の平均を50としたとき、多読を続けた学習者の平均は55前後。真ん中の集団から、上位3割の入口まで動く差です。数字だけ見ると地味に思えるかもしれませんが、偏差値50の周りは人がいちばん密集している場所で、ここでの5は、およそ5人に1人を追い抜く計算になります。受験者50万人の試験なら、10万人分の順位です。同じ「5」でも、65を70に上げるときに追い抜くのは全体の4%ほどですから、真ん中にいる人ほど、この5は大きいです。しかも、数千人分の研究をならして残る差なので、特別な教材やまぐれの可能性は低いでしょう。

実践メニュー。短期型と長期型
原則は同じでも、目的によって配合が変わります。試験まで2週間の人と、一生ものの語彙を作りたい人では、最適な手順が違います。
短期型(試験前)
範囲の単語をカードにし、隠して思い出す練習だけで回します。英→日と日→英の両方向。今日覚えた分を当日中にもう1周、翌日、3日後、前日にもう1周。読む・眺めるの周回は、時間のわりに残らないので捨ててください。ひとつ正直に書いておくと、詰め込みで作った記憶は試験には間に合いますが、長くは残りませんし、会話の中ではまず出てきません。しかし、それでいい場面は確実にあります。
長期型(使える語彙を作る)
カードと文脈の二本立てです。新しい単語はカードで初対面を作り、日→英の方向まで仕上げる。週に数語は、その単語で自分の一文を書き、答え合わせをする。多読で再会を重ね、気に入った単語は錨方式で親戚を足していく。急がば回れの構成ですが、こうして入った単語は、会話の本番で出てきます。
ひとつ、私が日常で使っているやり方を紹介します。会話や独り言の途中で「あれ、英語で何て言うんだっけ」と思ったら、すぐに調べず、30秒だけ記憶を探ります。それから調べて、意味と使う場面を確認します。思い出せなくても、記憶探索の30秒には意味があります。答えを見る前に思い出そうともがくこと自体が、その後の定着を高めることが実験で確認されているからです(Kornell, Hays, & Bjork, 2009)。
よくある質問
1日に何語ずつ覚えればいいですか?
数より工程を優先しましょう。新しい単語10語と、前日・3日前の復習。これを20分で回すのが現実的な上限で、集中が切れたら数を減らしてください。1日50語を3日続けて燃え尽きるより、10語を1か月続けるほうが、残る量は多くなります。数字はあくまで目安で、続けられる量が正解です。
何回出会えば覚えられますか?
魔法の数字はありません。研究が示しているのは、出会いの回数が多いほど定着しやすいという関係までで、必要回数は単語と出会い方によって変わります。実用的な結論はこうです。1回で覚えようとする設計をやめて、再会が自動で起きる仕組み(復習の間隔、多読)を先に作ってください。回数は仕組みが稼いでくれます。
覚えてもすぐ忘れます。異常ですか?
正常です。忘却は記憶の欠陥ではなく仕様で、覚えたそばから減っていくのが標準の挙動です。だからこそ、忘れかけた頃に思い出す工程(間隔を空けた復習)が効きます。それに、忘れた単語はゼロに戻ったわけではありません。2度目の学習は1度目よりずっと速く進みます。減っては積み直す。その繰り返しが、単語学習の普通の状態です。
単語帳と多読、どちらがいいですか?
分業なので、どちらか一方を選ぶ話ではありません。単語帳(カード)は初対面を効率よく作る道具、多読は覚えた単語と再会させる装置です。カードだけだと使い方が身につかず、多読だけだと知らない単語はいつまでも知らないままです。カードで入れて、読んで再会する。この往復がいちばん速く進みます。
書いて覚えるのは効果がありますか?
書き方によります。単語を見ながら20回書き写すのは、手を使った読み直しに近く、肝心の想起が起きていません。効くのは、見ずに書くときです。日本語だけを見て、綴りを思い出しながら書く。それは手で行う想起テストで、この記事の原則がそのまま働きます。回数を決めて写すより、隠して1回書くほうが残ります。
単語アプリは使ったほうがいいですか?
合理的な道具です。Anki のようなアプリの間隔反復システムは、この記事の「思い出す」と「間隔を空ける」をそのまま自動化したもので、復習のタイミング管理を肩代わりしてくれます。注意点はひとつだけ。アプリを回すこと自体が目的になり、文脈側の仕事(多読、自分の文を作る)を忘れがちになることです。アプリはカードの置き換えであって、分業は依然として必要です。
語呂合わせで覚えるのは邪道ですか?
邪道ではありません。語呂合わせは「すでにある知識に結びつける」方法の一種で、思い出すための取っ手を作る技術です。音から意味への橋がどうしても架からない単語には、特に有効です。注意点は2つ。作るのに手間がかかるので全単語には向かないこと、そして語呂はあくまで仮の取っ手で、使ううちに直接思い出せるようになったら、静かに役目を終えることです。
参考文献
- Bower, G. H., & Clark, M. C. (1969). Narrative stories as mediators for serial learning. Psychonomic Science, 14(4), 181–182.
- Cepeda, N. J., Vul, E., Rohrer, D., Wixted, J. T., & Pashler, H. (2008). Spacing effects in learning: A temporal ridgeline of optimal retention. Psychological Science, 19(11), 1095–1102.
- Hulstijn, J. H., & Laufer, B. (2001). Some empirical evidence for the Involvement Load Hypothesis in vocabulary acquisition. Language Learning, 51(3), 539–558.
- Jeon, E.-Y., & Day, R. R. (2016). The effectiveness of ER on reading proficiency: A meta-analysis. Reading in a Foreign Language, 28(2), 246–265.
- Kornell, N., Hays, M. J., & Bjork, R. A. (2009). Unsuccessful retrieval attempts enhance subsequent learning. Journal of Experimental Psychology: Learning, Memory, and Cognition, 35(4), 989–998.
- Nakanishi, T. (2015). A meta-analysis of extensive reading research. TESOL Quarterly, 49(1), 6–37.
- Nakata, T., & Suzuki, Y. (2019). Effects of massing and spacing on the learning of semantically related and unrelated words. Studies in Second Language Acquisition, 41(2), 287–311.
- Nation, I. S. P. (2000). Learning vocabulary in lexical sets: Dangers and guidelines. TESOL Journal, 9(2), 6–10.
- Roediger, H. L., & Karpicke, J. D. (2006). Test-enhanced learning: Taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science, 17(3), 249–255.
- Soderstrom, N. C., & Bjork, R. A. (2015). Learning versus performance: An integrative review. Perspectives on Psychological Science, 10(2), 176–199.
- Tinkham, T. (1997). The effects of semantic and thematic clustering on the learning of second language vocabulary. Second Language Research, 13(2), 138–163.
- Uchihara, T., Webb, S., & Yanagisawa, A. (2019). The effects of repetition on incidental vocabulary learning: A meta-analysis of correlational studies. Language Learning, 69(3), 559–599.
- Waring, R. (1997). The negative effects of learning words in semantic sets: A replication. System, 25(2), 261–274.
- Waring, R., & Takaki, M. (2003). At what rate do learners learn and retain new vocabulary from reading a graded reader? Reading in a Foreign Language, 15(2), 130–163.