『不規則動詞』のブログ記事

不規則動詞(英語)4つのパターン

不規則動詞クイズで練習しよう。

原形の動詞を過去形または過去完了形に変えて答えてください。
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『送信』ボタンを押した後に答え、答えと『次へ』ボタンが現れます。さらにクイズで練習する場合は『次へ』ボタンをクリックしてください。

Irregular Verbs Quiz (不規則動詞クイズ)

Correct (正解): 0 | Incorrect (不正解): 0

1. 英語の不規則動詞を理解する

英語を上達させるための重要な要素の一つが「不規則動詞」です。これは、過去形や過去分詞が規則的でない動詞のことを指します。例えば、『go』の過去形は『went』、過去分詞形は 『gone』、『see』の過去形は『saw』、過去分詞形は『seen』など、規則動詞のように単純に『-ed』を付け加えるだけではなく、形が大きく変わることが特徴です。

動詞は英語の中心部分です。その活用形が一定していないため、覚えるのは難しいと感じるかもしれません。しかし、その形と意味をしっかりと理解すれば、英語の表現力が向上します。

不規則動詞の理解と習得は、英語力向上の一環として重要です。その使用頻度の高さからもその重要性がわかります。そのため、その理解と習得に努めることが英語力向上にとって必要不可欠です。

基本である、be動詞も不規則動詞です。下の図のように変形します。

原形(現在形)過去形過去分詞形
iswasbeen
amwasbeen
arewerebeen
be動詞

例文:It is an ecosystem issue. -> It was an ecosystem issue -> It has (had) been an ecosystem issue.

例文:I am practicing. -> I was practicing -> I have (had) been practicing.

例文:They are hungry -> They were hungry-> They have (had) been hungry

また、『have』 (複数形の場合) と 『has』(単数形の場合)の使い分けに気をつけてください。上記の例文は『has、have』か 『had』の違いで現在完了形か過去完了形の文になるので気をつけてください。

不規則動詞は4つのパターンが存在します。

原形・過去形・過去分詞形
すべての形が同じ(a – a – a)read – read – read

shut – shut – shut
過去形のみ違う
(a – b – a)
become – became – become

run – ran – run
原形のみ違う
(a – b – b)
leave – left – left

teach – taught – taught
すべての形が違う(a – b – c)speak – spoke – spoken

eat – ate – eaten
4つのパターン

be動詞はすべての形が違う(a – b – c)のパターンに含まれます。

ちなみに、不規則動詞は英語で『Irregular verbs』と言います。現在形は『Present tense』と言い、過去形は『Past tense』と言います。過去分詞形は 『Past particle』と言います。

2. 英語でよく使われる不規則動詞

英語には多くの不規則動詞が存在しますが、その中でも特に頻繁に使用されるものを紹介します。それらを理解し使いこなすことで、より自然な英語表現が可能となります。

原形のみ違う パターン(a – b – b)

原形過去形過去分詞
bringbroughtbrought
buildbuiltbuilt
burnburntburnt
buyboughtbought
catchcaughtcaught
feelfeltfelt
findfoundfound
forgetforgotforgot
getgotgot
hanghunghung
havehadhad
hearheardheard
holdheldheld
keepkeptkept
leadledled
leaveleftleft
lendlentlent
loselostlost
makemademade
meanmeantmeant
meetmetmet
paypaidpaid
riseroserose
saysaidsaid
sellsoldsold
sendsentsent
shootshotshot
sitsatsat
sleepsleptslept
slideslidslid
smellsmeltsmelt
spendspentspent
standstoodstood
stickstuckstuck
strikestruckstruck
teachtaughttaught
telltoldtold
thinkthoughtthought
understandunderstoodunderstood
winwonwon
原形のみ違う パターン(a – b – b)

最も頻繁に使われる動詞から覚えましょう。大体ですが、原形のみ違う パターン(a – b – b)を頻度順に分けてみました。

最も頻繁に使われる動詞

  1. Have (had, had)
  2. Say (said, said)
  3. Get (got, got)
  4. Make (made, made)
  5. Take (took, taken)
  6. See (saw, seen)
  7. Come (came, come)
  8. Know (knew, known)
  9. Think (thought, thought)
  10. Find (found, found)

中程度に頻繁に使われる動詞

  1. Feel (felt, felt)
  2. Leave (left, left)
  3. Bring (brought, brought)
  4. Begin (began, begun)
  5. Keep (kept, kept)
  6. Write (wrote, written)
  7. Hear (heard, heard)
  8. Run (ran, run)
  9. Pay (paid, paid)
  10. Read (read, read)

頻度がやや少ない動詞

  1. Build (built, built)
  2. Buy (bought, bought)
  3. Catch (caught, caught)
  4. Burn (burnt, burnt)
  5. Lead (led, led)
  6. Lend (lent, lent)
  7. Meet (met, met)
  8. Send (sent, sent)
  9. Sit (sat, sat)
  10. Sleep (slept, slept)

頻度が最も少ない動詞

  1. Rise (rose, risen)
  2. Shoot (shot, shot)
  3. Slide (slid, slid)
  4. Smell (smelt, smelt)
  5. Spend (spent, spent)
  6. Stand (stood, stood)
  7. Stick (stuck, stuck)
  8. Strike (struck, struck)
  9. Teach (taught, taught)
  10. Win (won, won)

すべての形が違う パターン(a – b – c)

原形過去形過去分詞
amwasbeen
arewerebeen
iswasbeen
bearboreborn
beginbeganbegun
breakbrokebroken
choosechosechosen
dodiddone
drawdrewdrawn
drinkdrankdrunk
drivedrovedriven
eatateeaten
fallfellfallen
flyflewflown
givegavegiven
gowentgone
growgrewgrown
hidehidhidden
knowknewknown
lielaylain
seesawseen
singsangsung
speakspokespoken
stealstolestolen
taketooktaken
teartoretorn
throwthrewthrown
wakewokewaken
wearworeworn
writewrotewritten
すべての形が違う パターン(a – b – c)

すべての形が同じ パターン(a – a – a)

原形過去形過去分詞
beatbeatbeat
cutcutcut
hithithit
hurthurthurt
letletlet
putputput
readreadread
setsetset
shutshutshut
spreadspreadspread
すべての形が同じ パターン(a – a – a)

最も頻繁に使われる動詞から覚えましょう。大体ですが、原形のみ違う パターン(a – a – a)を頻度順に分けてみました。

最も頻繁に使われる動詞

  1. Read (read, read)

頻度がやや少ない動詞

  1. Put (put, put)
  2. Set (set, set)

頻度が最も少ない動詞

  1. Beat (beat, beat)
  2. Cut (cut, cut)
  3. Hit (hit, hit)
  4. Hurt (hurt, hurt)
  5. Let (let, let)
  6. Shut (shut, shut)
  7. Spread (spread, spread)

過去形のみ違う パターン(a – b – a)

原形過去形過去分詞
becomebecamebecome
comecamecome
runranrun
過去形のみ違う パターン(a – b – a)

これらは、日常英語において頻繁に使われる動詞であり、その理解と使いこなしは英語力向上に直結します。そのため、これらを始めとする不規則動詞をしっかりと覚え、自由に使えるようにすることが重要です。

3. 不規則動詞を覚えるためのヒント

不規則動詞を覚えるためには、クイズ形式に何度も繰り返し練習することが大切です。その一方で、効率的に覚えるためのヒントもいくつかあります。

単語などを覚えるにあたって、一番の落とし穴はひたすら単語を読み返すことです。単語を読み返すことは簡単で、単語を覚えていないのに覚えたと錯覚してしまうことがよくあります。何時間も勉強しているのに単語を覚えていない場合は、単語を読み返しばかりしているからかもしれません。この落とし穴を避けるには、クイズ形式に自分の記憶を試す必要があります。また、クイズは読み返しより脳を活発に使うため、より記憶に定着します。

参考: UCLA Bjork Learning and Forgetting Lab (英語記事)

動詞のグループ別に覚えるという方法もあります。不規則動詞は形が似ているものが多く、それらを一緒に覚えることで、効率的に覚えることが可能です。例えば、「begin」、「drink」、「sing」などは、過去形が「-an」(drink -> drank)、過去分詞形が「-un」 (drink -> drunk) になるなど、形が似ています。

次に、実際の文章の中で使うという方法もあります。単語を単体で覚えるよりも、実際の文章の中(文脈)で使うことで、その意味と使い方を覚えることができます。例えば、「I saw a movie yesterday.」(昨日映画を見ました)のような文章を作ることで、「see」の過去形「saw」の使い方を覚えることができます。しかし、これも書写をするのではなく、自分の力でできるだけ書きましょう(初めのうちは書写でも問題ありません)。

不規則動詞を覚えるには文脈の中でを何度も出会うことが大切です。その方法として、単語カード(クイズ)と多読を組み合わせて学習することを強くおすすめします。これらの練習方法を組み合わせることで、より効果的に不規則動詞を覚えることが可能となります。

4. *英語の不規則動詞を覚えるための練習

単語カードの具体的な使い方を紹介します。

まず、不規則動詞のリストを作成し、それを何度も見て覚えるという方法がありますが、先ほども言ったように、単語を読み返しは非効率です。単語カードなどを使って、クイズ形式に覚えていきましょう。単語カードには、表に基本形、裏に過去形と過去分詞形を書きます。視覚と聴覚を使って、脳をより刺激することにより、効率的に覚えましょう。また、単語カードを作成する際には、自分がよく使う動詞や難しいと感じる動詞を優先的に取り組みましょう。最後に、単語の過去形と過去分詞形を覚えてしまってと感じても、定期的にクイズ形式に単語カードを使い、本当に覚えているか確認することは大切です。

また、文章を作るという方法も効果的です。単語を単体で覚えるよりも、実際の文章の中で使うことで、その意味と用法を覚えることができます。例えば、「I took a shower.」(シャワーを浴びました。)のような簡単な文章を作ることで、「take」の過去形「took」の使い方を覚えることができます。単語カードをシャッフルして、引いた単語の過去形や過去分詞形の文章を作ってみてください。同様に、書写をするのではなく自分の力を使い、できるだけたくさん書きましょう。毎日、学んでいる動詞を交え、少量のフリーライティングをすることをおすすめします。

5. 英語の試験での不規則動詞の役割

もちろん、不規則動詞は英語の試験においても重要な役割を果たします。多くの試験では、不規則動詞の理解と使いこなしを問う問題が出題されます。そのため、不規則動詞をしっかりと理解し使いこなすことは、高得点を獲得するために必要不可欠です。

例えば、TOEICやIELTSなどの試験では、リーディングやリスニングの問題に不規則動詞が頻繁に出題されます。また、スピーキングやライティングの問題では、不規則動詞を自由に使いこなすことが求められます。

これらの試験では、不規則動詞の形を正確に知るだけでなく、それを文脈に合わせて適切に使うことが求められます。そのため、不規則動詞の理解と習得は、英語の試験対策にとっても重要です。

例えば、このような問題があります。

文法・語法問題

  1. 次の文の空欄に入る最も適切な語を選びなさい。

The sun _ at 6:00 AM yesterday.

  • (A) rise
  • (B) risen
  • (C) rose
  • (D) was rise
答え

正解: (C) rose

リーディング問題

  1. 次の文を読んで、正しい動詞の形を選びなさい。

She _ a lot of money on her last trip to Europe.

  • (A) spend
  • (B) spent
  • (C) spending
  • (D) spends
答え

正解: (B) spent

この記事を参考に、効果的に不規則動詞を学んでください。

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