目次:
ベビーとママ
Baby and Mom
6か月 ~ 2歳
このコースでは、英語における音素の豊かな世界をご紹介します。
英語には音素が40〜44(分類や地域性による違いがあるため)あります。それに対して、日本語には24の音素しかありません(参考)。日本語に無い、英語の音に慣れ親しむことが、このコースの大きな目標です。また、楽しいゲームを通して、英語の音に親しむ時間を設け、英語を日常生活に取り入れる方法を紹介します。
幼児
Kinder
3歳 ~ 6歳
幼児コースでは、子どもたちが日常生活で使う基本的な英語を効果的に学ぶための多様なアプローチを取り入れています。レッスンの主な焦点は「話す・聞く」スキルです。歌やチャンツは単語とフレーズのリズムや発音を覚えやすくし、楽しみながら英語を学ぶことができます。簡単なダイアログを通して会話の基本的な構造と表現方法を紹介します。レッスンには英語のストーリーも組み込まれています。好奇心旺盛な子どもたちは、ロールプレイやゲームを通してストーリーの内容をより深く理解することができます。例えば、ストーリーの登場人物になりきってその立場から話す練習をすることで、感情や行動についての理解が深まります。さらに、このコースでは音素認識能力の育成にも力を入れています。発音の練習を通じて、子どもたちが言葉の音を正確に認識し、発音できるように指導します。このスキルは、今後の英語学習において非常に重要な基盤となります。このように、幼児コースでは多角的な教育法を用いて、子どもたちが英語を総合的に、そして楽しみながら学ぶ環境を提供しています。
小学生
Elementary
このコースでは、一方的に教わるのではなく、「アクティビティーを通じて発見する」を基本コンセプトにしています。子どもたち自身が主体となり、自分で考え、発見を重ねることで、文法の感覚や英語の音韻認識能力を広げます。具体的には、ゲーム、クイズ、ダイアログなどの多様なアクティビティを通じて、理論だけでなく実践的な知識とスキルも身につけることができます。
目標とする英語レベルは、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)のA1からA2です。これは、基本的な日常会話ができるレベルから、簡単な社会生活でのコミュニケーションも取れるレベルまでを指します。
さらに、4技能(話す・聞く・読む・書く)をバランスよく伸ばします。特に、フォニックスの指導を通じて読み書きの基礎を強化し、多読活動で読書の流暢性を高めることにも力を入れています。多読によって、自然な表現や新しい語彙が増え、文章理解力も向上します。具体的には、短い本や文章を多く読むことで、新しい表現や文法の感覚を自然に習得します。このプロセスは、子どもたちが自信を持って英語を使えるようになる重要なステップです。
(注):このコースに新しい生徒が参加できるのは、コース開校後6か月までという制限があります。これは、コース全体の進度を一定に保ち、既存の生徒がしっかり学べる環境を維持するためです。次回の新コース開校までお待ちいただくか、既に英語経験がある場合は別途ご相談いただけます。
中高生コース
Teenagers
このコースは、基本的な英語スキル(読む、書く、話す、聞く)が既に身に付いている中高生を対象としています。コースはレベル別に分けられており、それぞれの学びのステージに合わせて教育プログラムが提供されます。特に焦点を当てているのは、実践的なコミュニケーション能力の向上です。つまり、生徒たちが失敗を恐れずに自分の意見や考えを英語でしっかりと伝えられるようになることを目指しています。実践的なコミュニケーション能力は英会話に限定せず、書いて伝えることにも重点を置いています。
目標とする英語レベルは、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)のA2からB2です。これは、基礎的な英語スキルから、より高度な会話や文章表現ができるレベルまでをカバーしています。
具体的には、生徒たちは精読やライティングのフィードバックを通じて、読解力や書き方、さらには文法理解も深めます。段階的にライティングの量を増やし、講師や友達からのフィードバックを受けることで、書く力を高める環境が提供されます。
加えて、生徒たちは英語を応用する力も鍛えられます。ディスカッションやプレゼンテーション、プロジェクトなどを通じて、英語を使って思考し、解決策を提案できるようになります。これによって、英語学習そのものがより楽しく、また実用的に感じられるようになるでしょう。
このように、中高生コースでは、基礎から応用に至るまで、生徒たちの英語能力を総合的に高める教育環境を提供しています。
*英語学習経験のない方に対しては、個別にご相談が可能です。既存のレベルや目標に合わせて、可能な場合、最適な教育プランを提案します。
多読プログラム
(Extensive Reading)
多読プログラムの特徴
- フォニックスを学んでから多読を始めます。
- 自分のペースで上達できます。
- 普段何を読めばいいか分からなくても先生がいるので大丈夫です。
- 単語学習と多読の並行学習で英単語や表現をより多く、効率よく覚えます。
- 面白い本をたくさん揃えています。
- 家庭学習用にオーディオブックや本の貸出しています。
*多読をするためには多くの本を購入しないといけません。アレンズ・イングリッシュに通えば購入する必要がありません。
英語検定について
別途の英語検定対策のコースは提供していません。当スクール生には、希望とニーズに応じて英語検定のサポート・対策を行なっています。
CEFR
(言語能力の国際的な指標)
CEFRとは、「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment)」のことです。外国語の運用能力を、言語の枠や国境を越えて同一の基準で測ることができる国際的な指標です。
下のテーブルは主要英語試験の点数とCEFRのレベルを比較したものです。
(注)アレンズ・イングリッシュは小学校と中学校の約9年間の学習でA2 ~ B1レベル (自立した英語使用者) に到達することを目標にしています。参加者の年齢、個人の学習能力、経験、及び環境によって、学習成果は異なります。すべての参加者が同じ成果を得ることを保証するものではありません。また、英語学習には、家庭での継続的な練習や学習だけではなく、保護者の積極的な関与とサポートが不可欠です。